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フィンバーグ Finberg 両面が純白ギヨシェのアンティークコンパクト Guilloche ガラス釉薬の明朗な美しさ フィンバーグ 1920年代1930年代アメリカ製 FMCO

フィンバーグ Finberg 両面が純白ギヨシェのアンティークコンパクト Guilloche ガラス釉薬の明朗な美しさ フィンバーグ 1920年代1930年代アメリカ製 FMCO

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SOLD OUT
カテゴリ:
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商品番号:
C661
ギヨシェバナー
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アンティーク彩門 ヴィンテージ・コンパクト 希少品,レア品,アールデコ,Art Deco,ArtDeco,アール・デコ,Flapper,フラッパー,Edwardian era,エドワーディアン
写真のあとに説明文章を掲載しております























↑ともに Finberg の逸品コンパクトです(右側のFinberg コンパクトのページはこちら


5㎝ほどの小さな小さなコンパクト。「掌中の珠」と呼びたくなるような宝物です。ギヨシェの素晴らしさは申すまでありません。ハンドペイントのバラの優雅さにもため息が洩れます。100年近い月日を経たアンティーク・コンパクトですがメカに狂いもなく、みごとと言うよりほかありません。

ブランドは彗星のように現れて消えた Finberg(フィンバーグ)。装飾技法の素晴らしさ、金属の精密さによって他ブランドから製造の手本と仰がれました。この Finberg のコンパクト製造は1920年代から1930年代、20年に満たないわずかな期間です。現存しているものは非常に少なく、その意味でも価値の高いアンティーク・コンパクトです。

90年近い月日を経たアンティーク(まもなくアンティークとなる)としては、大変よく保たれたお品でございます。特にエクステリア(外側)はガラス釉薬に守られておりますので、申し分ない美しさを保っています。


Finberg(フィンバーグ)の優雅なテイストは格別です。逸品と呼ぶにふさわしい技巧のカギはguilloche(ギヨシェ/ギロシェ)。下地の金属にほどこされた細密なエンジンターン彫刻、そしてその上から掛けられた釉薬(エナメル)の透きとおった美しさです。

このお品では、中央の菱形部分に、同心円の細い細い曲線が見えています。これは写真ではとらえきれない程の細かさです。写真7でご覧くださいませ。菱形の周りには太陽光の広がりの直線も。これもまた細い線です。

底面の金属彫刻は、ギヨシェによく見られる波縞模様。びっしりとほどこされた加工は職人の高い技能のなせるわざです。写真11でご覧いただけます。

かけられたガラス釉薬はやや青みを帯びた純白。清楚で、深い色合いです。写真はいろいろな光のもとで撮影しましたので、色調をご覧いただけると存じます。この青白い美しさが、下地の彫刻とあいまって極上のエレガンスを生み出しています。エドワーディアン・スタイルの美しさです。

最後に加えられたバラはハンドペイントののびやかなアテルボロ・ローズ・パターンです。バラを大きく、濃淡をつけて手描きし、周囲に葉を添えています。

インテリアは地金の柔らかさを引き立てる、温かみのある色合い。下(底面側)がお粉の場所、上(天面側)はチークの場所です。チークは少し使われた形跡があり、それもアンティークらしい郷愁を呼び起こす要素になっています。

上部と下部をしきる金属板が鏡の役割を果たしています。ゆがみもなくお顔がよく見えます。


Finberg(フィンバーグ)の成功の秘密は、このブランドの拠点、米国マサチューセッツ州アテルボロにあるかもしれません。

若くしてアメリカに渡った青年 Finberg はこの町で宝石職人としてキャリアをスタートさせました。宝石加工や印刷物、香水を扱いながらバニティケース(化粧品ケース)に進出したのは1910年ごろ。当時のこの町には、化粧品関連の加工場がたくさんあり、活況を呈していたそうです。そうした中には、すでに高い評価を得ていた R&G Co もありました。

Finberg はこうした近隣のバニティケース工場から多くのヒントを得たのでしょう。彼の宝石職人としての経験も、審美的なコンパクトを作る力となったにちがいありません。FMCO(Finberg Mfg.Co)を立ち上げました。このお品にもこの刻印が入っています。

Finberg の強みは凄腕のエナメル職人をかかえていたこと。均質な、薄い、透明感のある釉薬をかける技術は Finberg の誇りだったことでしょう。100年近く経った今も、エナメルはその魅力をよく保っています。


【 サイズ 】
5.7cm × 4.9 cm