ストラットン Stratton 未使用ほぼパーフェクト 特注新品ミラー 熟練の彫金師 線彫り 価値あるエンジンターン彫金 内部も銀色 EPNSシルバー お粉プレスト両用 コンバーチブル コンパクト

クールでスタイリッシュな銀色のコンパクト。内部も銀色です。通常は「外装が銀色＋内装は金色」ですから、このコンパクトのように「外装も内装も銀色」は、滅多にない組みあわせです。

デザインはタテ方向のウェーブ。彫金職人が技を駆使し、ダイヤモンド工具で、細かな細かなウェーブを彫りました。素晴らしい、価値ある装飾です。

このコンパクトはコンバーチブル・タイプのお品で プレストパウダー（固形おしろい）にもルースパウダー（粉おしろい）にも対応する ヴィンテージ・コンパクトです。実用にも適しています。（実用方法はこちらをどうぞ）

1960年代後半以降にイギリスのストラットン社によって製造されました。 未使用でほぼパーフェクトコンディションのお品（ヴィンテージ品） でございます。

鏡は 特注新品ミラー に付け替えております。安心して永く実用いただけます。（交換の様子はこちらをどうぞ）

入荷時、このお品は未使用でした。さらに気持ちよくお使いいただけるよう お粉の場所は、清潔な現代の新品の素材を用いて、丹念にメンテナンス いたしました。


都会的な美しさを持つコンパクト。洗練された端正な美です。

天面にはシンプルに「斜線の交叉」が彫られているように見えます。が、よく見ると大変な技巧が凝らされています。

５枚目の拡大写真をご覧ください。「７ミリ幅」「７ミリ幅に15本の彫金…」の説明を書き入れた写真です。

彫金師がおこなった「波線のウネウネ彫金」は１ミリに２本ほどの間隔です。これほど密な彫金は、道具に秘密があります。

その秘密は鏡に貼ったラベルに見えています。下から３枚目・４枚目の写真です。「（天面の細工は）ダイヤモンド工具による加工です」と書いてあります。（元の鏡にあったラベルは、特注新品ミラーに張り替えております。）

工程をもう少し詳しく申し上げますと…彫金師は切削工具に、金属（コンパクト本体）を押しつけるような感じで、彫金します。この切削工具の尖端にダイヤモンドが使われています。ダイヤモンドの硬度から、鋭く繊細な彫りが生み出されていたわけです。

熟練の職人によるこうした技巧は「エンジンターン」と申します。エンジンの動き（エンジンターン）を手動で制御しますので「ハンド・エンジンターン」とも呼ばれます。

現代では滅多に見ることができなくなったハンド・エンジンターン。機械を使いますが、その調整や操作は、熟練職人の腕にかかっています。コストの掛かる高度な技法です。

コンパクトの内部は大変良好に保たれています。お粉の場所は未使用です。ここをさらに気持ちよくお使いいただけるよう、丹念にメンテナンスいたしました。実用に大切な鏡は、特注新品ミラーに付け替えております。


【 サイズ 】
コンバーチブルタイプ　（ 外径…8.4 cm　厚さ… 1.3 cm ）
プレストパウダーのレフィル設置場所の内径は 6.7 cm です

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